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HN

Фрейя(ふれいや)

ロシア語との出会い

ロシア語に興味を持ったきっかけは、池田理代子先生の『オルフェウスの窓』でした。
物語の中盤からは、舞台が帝政末期のロシアへ移ります。
登場人物のロシア語の名前の響きや、ルバシカ、サモワールなど、作品の中に描かれたロシア文化に惹かれました。

もっとロシアについて知りたいと思い、NHKのテレビロシア語講座を見始めました(ラジオ講座は当時の私には難しすぎました)。

番組はアルファベットから始まったので、まずは文字だけ読めるようになりました。
文法を詳しく学ぶというより、会話表現をそのまま覚える内容だったので、歌を覚えたり、短い表現を暗記したりしながら、ロシア語に親しんでいました。

学習の歩み

独学の時期

NHKのテレビロシア語講座でロシア語に親しんだ後も、独学で勉強を続けていました。
ラジオ講座にも何度か挑戦しましたが、格変化が覚えきれず、いつも造格あたりで挫折してしまいました……。

ゴールデンカムイとの出会い

2017年、『ゴールデンカムイ』と出会いました。きっかけははっきり覚えていませんが、おそらくTwitterで作品を知ったのだと思います。
読み始めるとすぐに夢中になり、2017年6月には、それまで刊行されていたコミックを大人買いしました。
作品に登場するアイヌ文化や北海道の歴史に惹かれるとともに、しばらく遠ざかっていたロシア語をもう一度学びたいという気持ちも湧いてきました。
この頃はまだロシア語の台詞の意味は分かりませんでしたが、「いつか自分で読めるようになりたい」という思いが芽生え始めました。

「На Хоккайдо(北海道へ)」

小樽と札幌を巡り、祝津の海で足だけ海に入ってみたところ、そのあまりの冷たさに驚きました。
「杉元は、この海にもっと寒い時期に飛び込んだのか……。」(第5巻 第41話「煌めく」)
作品の一場面が、これまでとは違った現実味をもって感じられた瞬間でした。
それ以来、現在までに道南から道東まで、およそ10回北海道を訪れています。

教室に通い始めたこと

長い間ブランクを経て、『ゴールデンカムイ』をきっかけに再びロシア語に触れるようになりました。
しかし、それまで体系的に学んではこなかったため、作品に登場するロシア語は、文字は読めても意味が分かりませんでした。
「このロシア語を自分で理解したい。」
そんな思いから、独学だけで習得するのは難しいと考え、思い切って学校に通うことを決意しました。

2022年4月、入門クラスからロシア語の勉強を始めました。
それまで何度も途中で挫折していたNHKラジオ講座も、この年は初めて半年分を最後まで続けることができました。
初級文法では格変化に慣れるのが大変でしたが、文法を覚えるたびに理解できる文章が増え、自分でも上達を実感できるようになりました。

しかし、中級に進むと状況は一変します。
移動の動詞、数詞、副動詞、能動形動詞、被動形動詞など、理解の難しい内容が次々と登場し、授業についていくのが精一杯でした。

現在も中級クラスを行ったり来たりしながら、少しずつ勉強を続けています。

このサイトを作った理由

初級文法をひととおり学び終えた頃、もう一度『ゴールデンカムイ』のロシア語を読み返してみました。
すると、それまでまったく分からなかった台詞の意味が、少しずつ分かるようになっていたのです。
もちろん、まだ分からないところもありました。しかし、それが「単語を知らない」のか、「文法が分からない」のかが分かるようになっていました。

「これなら、辞書や文法書を調べながら原文を読めるかもしれない。」

そう思い、分からないところは保留にしながらでも、少しずつロシア語を読み、自分なりに日本語へ訳してみることにしました。

そして、きっと私と同じように、『ゴールデンカムイ』をきっかけにロシア語を学び始めた人もいるはずです。
そんな人たちと一緒に原作のロシア語を読み、その面白さを共有できたら――。

そんな思いから、このサイトを見切り発車で始めました。

これから

ロシア語はまだまだ勉強中です。
分からないことも多く、辞書や文法書を片手に少しずつ読解を進めています。
これからも『ゴールデンカムイ』のロシア語を一つひとつ楽しみながら、このサイトも少しずつ充実させていければと思っています。
一緒に読んでいきましょう。

Давайте вместе!