Э́то то́чно они́ стреля́ли?
- 直訳
- 発砲したのは間違いなく彼らなのか?
- 原作訳
- 彼らで間違いないのか?
- 試訳
- 発砲したのは彼らで間違いないのか?
文法・読解メモ
Э́то は、ここでは目的語ではなく、「~したのは……なのか?」と動作主を確認する表現に使われています。
они́(彼ら)が主語、стреля́ли が動詞です。стреля́ли は стреля́ть(撃つ、発砲する)の過去形・複数で、誰を、あるいは何を撃ったのかは示されていません。
то́чно は「本当に、間違いなく」という意味で、発砲したのが彼らであるかどうかを確認しています。
原作訳と物語の背景
第16巻では、鶴見中尉が、皇帝暗殺の実行犯が遊牧民族に紛れてロシア領へ密入国するという情報を、あらかじめロシア側に流しています。
そのため、原作の「彼らで間違いないのか?」は、情報にあった皇帝暗殺の実行犯たちが、目の前の一行なのかを確認する台詞として読むことができます。
続くヴァシリの台詞では、ウィルタの男性が日本軍の最新式小銃を持っていたことが、不審に思う理由として挙げられています。
стреля́ли は「撃った、発砲した」という意味です。
しかし、第17巻・第163話のキロランケによる回想シーンでは、皇帝暗殺に爆弾が使われています。
要確認
стреля́ли が具体的に何の発砲を指しているのかは、現時点では明らかではありません。